吉田 牧人

2016年10月10日 月曜日

教わる事も教育。

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僕はアシスタントの当初、生意気でした。

もしかしますと今もかもしれませんが、、笑。


はい。、先輩に何か指導されてもどこか上の空というか、

自分のやり方、考え方を変えなくともこの業界で、やっていくし、やっていける、

そんな風に考え方ていました。


今からすればそれが“甘いな〜”なんて振り返れますが、
当時はそれが“甘え”ではなくて、自分の中の正解で、
指導された事から逃げていた感覚な訳ではなく、

それこそが自分と向き合ってるんだと、そう思っていました。

しかしそれでは上手くいくはずがありませんでした。

技術のチェックは何度も落ち、
お客さんからも叱咤頂くことも、
先輩と口論になる事も。

根拠の無い自信はオゴリを生み、
自分はやっているのだと虚勢を張り、
いつしか自分では気付けない自分になっていくのです。


余りにも若さゆえの“間違い”でした。

そう、僕が信じていた正解は正解ではなくて、

ただ、の“勘違い”だったのです。


確かに、自分の持つ信念や、プライドを初心としてずっと持ち続ける事は大切と、言うまでもありません。

その思いを実現に向かっていく事が情熱になるからです。

しかし、それを貫く過程で他のやり方を真似てみたり、
先輩からの助言を素直に聞き入れてみたり、
行動に移してみる事、
これが自分を成長する上でどれだけ大切な事か。

そういった外から自分に向けられる事柄を含んだ上で、自分と向き合ってこそ成長があるのです。


勿論、そんな上記の内容も口頭で言われた事もあったかと思います。

が、耳には入っていても、頭には入っていなかったのです。
本来であれば最初にそういった言葉をかけられた時にすぐさま自分で受け入れられるなら良いのですが、
僕が我を見返すターニングポイントとなった瞬間がありました。

それは、先輩の技術でした。


なかなか受からない技術試験のお手本を先輩方に見せて頂いた時でした。

やってもやってもなかなか上手くいかない事を先輩は事も簡単に見せて教えてくれたのです。

何だか、悔しいのと、それまで強がっていた自分と、
技術やそれ以外の事も含めて、
「あぁ、先輩達ってこーゆーの簡単にできるんだ、、それが出来て先輩になっていってるんだ、、、凄いなぁ。」

と、言わば実力の違いを見せつけられた訳です。

これを機に技術に限らず先輩を敬うと言いますか、尊敬すると言うか、そうなった訳です。


先輩はその時の自分の様に同じ様に失敗をし、試行錯誤を繰り返し、乗り越え、その時に学んだ事を後輩である私達に教えてくれていたのです。

つまり、数式で言うならば難解な方程式の解を導き出す工程を説明してくれている様なもので、
それをせっかく教えてくれているのにも関わらず耳を傾けずに1人では解けず、思い悩んでいた様なものでした。

それでは上手くいくはずがありません。

情熱はあれど、その情熱も考え方では進む道を間違えたり、
進む速度が遅くなってしまいます。

情熱を実のあるものに、開花させる為にはその温め方を間違ってはいけません。


幹部達には教育についてよく話しをしますが、

それを受け取る側の、教わる側にも姿勢というのは同じ様に大切な教育の要素です。


Lond ロンド 吉田牧人




投稿者 株式会社Lond